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家族葬のあとにすること|お別れの会・偲ぶ会という選択と時期

家族葬を終えて、ようやく少し落ち着いた——そんなとき、ふと「本当にこれでよかったのだろうか」という思いがよぎることがあります。「親しかった友人に知らせなくてよかったのか」「お世話になった方に、きちんとお別れの場を用意できていない」。エンディングプランナーとして、家族葬のあとにこうしたご相談をいただくことは少なくありません。

その気持ちに応える選択肢が、家族葬のあとにあらためて開くお別れの会・偲ぶ会です。本記事では、なぜ家族葬のあとに会が必要になるのか、その選択の意味、開催の時期、準備の進め方、そしてご家族が得られるものまでを、順を追ってご案内します。

家族葬とは?なぜ「あとの会」が必要になるのか

家族葬とは、密葬の一つで、世間には訃報を発せず、家族・親族のみで行う葬儀(通夜・告別式)のスタイルです。近年は葬儀全体の7割前後を占めるまでに広がっており、今後も増えていくと考えられます。

家族葬の良いところは、一般参列者への気遣いがなく、家族が落ち着いた気持ちで故人を送れる点です。一方で、次の2つの課題も生まれます。

  1. 訃報を知った方が、後日ご自宅へ弔問に訪れる:その対応がご家族の精神的な負担になることがあります。
  2. 故人と親しかった友人・知人に、送別の機会を提供できない:お別れを言いたかった方が、その場を持てないまま時間が過ぎてしまいます。

この2つの課題を解決するのが、家族葬のあと、落ち着いた頃に開くお別れの会・偲ぶ会です。

家族葬のあとに開く「お別れの会・偲ぶ会」という選択

お別れの会・偲ぶ会は、家族葬では叶わなかった「友人・知人による送別の場」をあらためて設けるための会です。宗教的な儀式にとらわれず、故人の人柄にふさわしい自由な形式で開けるのが特徴です。

この会には、送られる側だけでなく、主催するご家族にとっても大きな意味があります。友人・知人が語ってくれる故人の思い出やエピソードは、家族が知らなかった一面を教えてくれることが多く、それがご家族の癒しとなり、これから生きていくうえでの糧になります。「送別の場を用意する」ことは、実はご家族自身のためでもあるのです。

お別れの会と偲ぶ会の違いは?

結論からいうと、開催する時期による呼び方の違いで、内容そのものは同じです。四十九日までに開く場合を「お別れの会」、四十九日以降に開く場合を「偲ぶ会」と呼ぶのが一般的です。どちらも、故人を偲び、参会者とともにお別れをする場である点は変わりません。両者の違いや全体像はお別れの会とは|偲ぶ会との違い・費用・服装・準備の完全ガイドでも詳しく解説しています。

いつ開催すればよいですか?

家族葬のあと、ご家族が落ち着きを取り戻した頃が目安です。四十九日法要に合わせて開くケースも多く、その場合は法要と同日、または前後の日程で設定します。四十九日を過ぎてから、一周忌などの節目に合わせて開く「偲ぶ会」も一般的です。

葬儀と異なり、お別れの会・偲ぶ会は開催日までに準備の時間を取れるのが大きな利点です。急いで決めなければならない葬儀とは違い、故人にふさわしい会をゆっくり考えて形にできます。時期の考え方はいつ開催すべき?タイミングと時期別の選び方もご参照ください。

何から準備すればよいですか?

準備で最初に取りかかると良いのが写真の選定です。写真は、遺影・展示・スライドショーと、会のさまざまな場面で使います。

  • 遺影:笑顔の写真がおすすめです。集合写真をトリミングし、背景を整える方法もよく用います。
  • 展示:写真立てやボードのほか、写真パネルに美しく仕上げる方法があります。
  • スライドショー:近年は8〜9割の会で採用される定番の演出です。写真50枚までなら約8分、100枚までなら約15分に仕上げ、BGMやキャプションを添えます。

そのほか、会場選び・案内状・費用の検討が必要になります。とはいえ、多くのご家族にとって、お別れの会・偲ぶ会の準備は初めての経験です。「何をどう進めればよいか分からない」——これは自然なことです。そうした煩わしい準備を一手に引き受けるのが、私たちのような準備代行会社の役割です。費用の目安は費用相場と会費制、会場は会場の選び方、演出は演出アイデアで具体的に確認いただけます。

あとの会で、ご家族が得られるもの

お別れの会・偲ぶ会でご家族が得られる最も大きなものは、参会者との会話です。一般的な葬儀(通夜・告別式)では、慌ただしさの中でゆっくり話す機会はなかなか持てません。

お別れの会・偲ぶ会では、参会者がお悔やみの言葉だけでなく、故人との思い出やエピソードを語ってくれます。夫(妻)や父(母)の人となりを知っているご家族にとっても、友人・仕事仲間から寄せられる話には初めて知る一面が多く、故人の足跡や生き方の新しい発見につながります。それが、ご家族がこれから歩んでいくうえで、大きな支えになります。少人数で開きたい場合は友人だけで開く偲ぶ会もご覧ください。

よくある質問

Q. 家族葬にしたことを後悔しています。今からでもお別れの会は開けますか?

もちろん開けます。むしろ、家族葬のあとに落ち着いてから開くお別れの会・偲ぶ会は、故人にふさわしい形をゆっくり考えられるという利点があります。時期に厳密な決まりはありません。

Q. 家族葬の何日後・何ヶ月後に開くのが一般的ですか?

四十九日前後に開く方が多いですが、一周忌などの節目に合わせるケースもあります。ご家族の気持ちの整理がつく時期を優先して問題ありません。

Q. 参列者にはどう案内すればよいですか?

案内状で日時・会場・会費の有無などをお伝えします。文面や返信の考え方は案内状の文例と返信テンプレートをご参照ください。

Q. どのくらいの費用がかかりますか?

全額主催者負担なら「参会者数×2万円」が目安ですが、会費制にすれば持ち出しを大きく抑えられます。詳しくは費用相場と会費制で解説しています。

まとめ|家族葬のあとに、もう一度お別れの場を

家族葬は、家族が落ち着いて故人を送れる良い形です。一方で、友人・知人に送別の機会を提供できないという課題が残ります。その解決策が、家族葬のあとに開くお別れの会・偲ぶ会です。落ち着いた頃に、ゆっくり準備して、故人にふさわしい会を——それは参会者のためであり、ご家族自身のためでもあります。

ネクストページでは、家族葬のあとのお別れの会・偲ぶ会を、企画から当日運営まで準備代行しています。「何から始めればよいか分からない」という段階からのご相談を、数多くお受けしてきました。まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

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