0120-480858受付時間7:00-23:00(年中無休)

お問い合わせ

MENU
お知らせNews & Topics

【文例付き】お別れの会・偲ぶ会での挨拶|主催者・遺族代表・友人代表の例文

エンディングプランナー・小池 中(あたる)です。

「お別れの会でどんな挨拶をすればよいのか、まったく想像がつかない」。そうおっしゃる方はとても多いです。

お別れの会や偲ぶ会は、宗教的な制約が少なく、故人らしさを大切にした自由な形式で行われます。その分、スピーチにも「決まった型」が存在せず、どう話せばよいか迷われる方がほとんどではないでしょうか。

エンディングプランナーとして多くのお別れの会の準備に携わってきた経験から、立場別の挨拶文例と、司会進行の台本例をご紹介します。「この文例をそのまま使いたい」という方も、「参考にしながら自分の言葉で話したい」という方も、ぜひお役立てください。

お別れの会の挨拶が葬儀と異なる3つのポイント

まず、葬儀や告別式での挨拶との違いを整理しておきましょう。この違いを理解しておくと、文例を自分の言葉に置き換えるときにも迷いがなくなります。

「お別れ」より「感謝と追憶」が中心になる

葬儀の弔辞では「哀悼の意」や「ご冥福をお祈りします」といった表現が一般的です。一方、お別れの会では故人との思い出や、その人の生き方への敬意・感謝を語ることが中心になります。悲しみを表現するより、故人の人生を称えるトーンを意識してください。

忌み言葉への配慮は基本的に同様

宗教的な制約は少なくなりますが、「重ね重ね」「また」「続いて」などの重ね言葉や、「死ぬ」「亡くなる」の直接表現は避けるのが一般的なマナーです。「旅立ち」「逝去」「天国へ」などの言葉を使うと、より自然な挨拶になります。

主催者・遺族・友人代表で役割が異なる

お別れの会での挨拶は、大きく三つの立場に分けられます。

  • 主催者挨拶:会の開会・閉会を告げ、参会者への感謝を伝える
  • 遺族代表挨拶:遺族を代表して、参会者への感謝と(差し支えない範囲で)故人の最期を伝える
  • 友人代表・仕事仲間スピーチ:故人との思い出を語り、その人の素晴らしさとエピソードを話す

それぞれの役割に合った文例を、以下でご紹介します。

主催者挨拶はどのように話せばよいですか?

主催者挨拶は「会のオープニング」と「クロージング」の二つに分かれます。開会の挨拶では会の趣旨を丁寧に伝え、閉会の挨拶では参会者への感謝を述べるのが基本的な流れです。

【直接回答】

主催者挨拶は
会の趣旨説明
故人への感謝
参会者へのお礼

の三部構成にまとめると、簡潔かつ伝わりやすい挨拶になります。2〜3分程度を目安にしてください。

開会の挨拶(フォーマル版)

会社や団体が主催する際に適した、やや格式のある文例です。

【開会の挨拶:フォーマル版】

─────────────────────────────────

ただいまより、○○の「お別れの会」を執り行います。

 

本日はご多用の中お越しいただき、誠にありがとうございます。

私は、本日の会を主催いたしました△△(氏名・所属)と申します。

 

○○は、長年にわたり□□(会社名・団体名など)に多大な貢献をしてくれました。

その功績と人柄を偲び、本日こうして皆さまにお集まりいただきました。

 

お別れの会は宗教・宗派に関わらず、故人とのよき思い出を語り合う場として

設けております。どうぞ、○○を偲ぶひとときをご一緒にお過ごしください。

 

それでは、会を始めさせていただきます。

 

開会の挨拶(友人主催・カジュアル版)

友人グループが中心となって主催する場合、少し柔らかいトーンで語りかけると参会者の心が和みます。

【開会の挨拶:カジュアル版(友人主催)】

─────────────────────────────────

みなさん、本日はお集まりいただきありがとうございます。

 

○○とは○○年来の友人で、この会の幹事を務めております△△です。

 

○○は昨年日に旅立ちましたが、彼(彼女)の笑顔と言葉は

今でも私たちの中に生き続けています。

今日は難しく考えずに、みなさんでゆっくりと○○のことを

思い出していただければと思います。

 

生前、○○がいつも言っていた「楽しい時間を過ごしてほしい」という

言葉を胸に、それでは会を始めたいと思います。

 

閉会の挨拶

閉会の挨拶は、参会者への感謝と今後のご案内をコンパクトにまとめます。

【閉会の挨拶】

─────────────────────────────────

以上をもちまして、○○の「お別れの会」を閉会いたします。

 

ご多用の中ご参会いただきました皆さまに、心より御礼申し上げます。

○○もきっと、こんなにも多くの方にお見送りいただき、

喜んでいることと思います。

 

引き続き、別室にて会食(軽食)をご用意しております。

どうぞお時間の許す限り、おくつろぎいただければ幸いです。

 

本日は誠にありがとうございました。

遺族代表挨拶の文例

遺族代表の挨拶は、参会者への感謝と故人の人柄・エピソードを中心に構成します。長々と話す必要はなく、23分(600900字程度)にまとめると聞き手に伝わりやすいです。

以下に、汎用的に使いやすい文例をご用意しました。【 】の中を実際の情報に置き換えてご使用ください。

【遺族代表挨拶 文例】

─────────────────────────────────

本日はご多忙の中、○○の「お別れの会」にご参会いただきまして、

誠にありがとうございます。遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。

 

○○は、他界日】に【満年齢】歳にて永眠いたしました。

生前は皆様方に格別のご厚情を賜り、家族一同、心より感謝申し上げます。

 

○○は【故人の人柄・エピソードを12文で】という人でございました。

最期まで【仕事・趣味・家族へのエピソードなど】を大切にし、

多くの方に支えられた幸せな人生を歩んだと感じております。

 

残された家族にとりましては、まだ信じられない思いもございますが、

○○が築いてくれた縁を大切に、前を向いていく所存でございます。

 

今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。

本日は誠にありがとうございました。

 

遺族挨拶のポイント

● 参会者への感謝を最初と最後に必ず伝える

故人の人柄が伝わる具体的なエピソードを1つ盛り込む

「悲しみに暮れています」より「皆さまとの縁を大切に前を向く」メッセージで締める

読み上げる場合は事前に練習し、声のトーンを落ち着かせておく

 

友人代表・仕事仲間のスピーチ文例

友人代表スピーチは、故人との具体的な思い出を語ることが最大の役割です。「あの人らしさ」が伝わるエピソードを一つ選ぶことが、聞く人の心に響くスピーチの鍵になります。

友人代表スピーチ

長年の友人として、故人との記憶を語る文例です。

【友人代表スピーチ 文例】

─────────────────────────────────

○○さん、今日はこんなに多くの仲間が集まってくれましたよ。

 

私と○○さんが出会ったのは、もう【年数】年前になります。

【出会った場所・状況:例「仕事の取引先として初めてお会いし」など】

 

○○さんはいつも【故人の特徴・口癖・習慣など具体的に】という人でした。

【具体的なエピソード:例「どんなに忙しくても、連絡をくれた仲間には必ず返事をしてくれる」など】

 

突然の知らせを受けたときは、どうしても信じられなくて。

でも、○○さんが私たちに残してくれた言葉や姿は、

これからもずっと背中を押し続けてくれると思っています。

 

○○さん、本当にありがとう。

あなたと出会えたことを、一生の誇りに思います。

向こうでもあの笑顔で、私たちを見守っていてください。

 

仕事仲間(職場の同僚・部下・上司)のスピーチ

職場の関係者が語るスピーチは、故人の仕事上の人柄や功績に触れながら、個人的なエピソードを添えるバランスが大切です。

【仕事仲間のスピーチ 文例】

─────────────────────────────────

○○さんとは、【会社名・部署名】で【年数】年間ご一緒させていただきました。

私にとって、○○さんは【先輩・上司・同僚・後輩】であると同時に、

仕事の師匠のような存在でした。

 

○○さんはいつも「【故人の口癖・信念など】」とおっしゃっていました。

【その言葉にまつわるエピソードを12文で】

 

その言葉と姿勢は、今も私の仕事の支えになっています。

 

○○さんが築いてくださったものを大切に受け継ぎながら、

私たちも精一杯歩んでいきます。

本当にありがとうございました。

 

スピーチのコツ:3ステップ構成で迷わない

ステップ「出会い・関係」:いつ・どこで知り合ったかを短く

ステップ「思い出・エピソード」:故人らしさが伝わる具体的なエピソードを12

ステップ「感謝とお別れ」:故人への感謝の言葉で締める

 

目安は23分(600900字)。長すぎず短すぎず、気持ちをシンプルに伝えることが大切です。

スピーチで使ってはいけない言葉はありますか?

はい、お別れの会・偲ぶ会でも、葬儀と同様に「忌み言葉」への配慮は必要です。ただし、使ってはいけない言葉の範囲は形式や地域によって異なります。

【直接回答】特に気をつけたいのは「重ね言葉」「直接的な死の表現」「不吉とされる言葉」の三種類です。下の表をご確認ください。

種類

避けたい言葉

言い換え例

重ね言葉

重ね重ね・再び・また・続いて・いよいよ

誠に・さらに・そして・次に

死の直接表現

死ぬ・亡くなる・死んだ

旅立つ・逝去される・天国へ・永眠される

宗教的表現

ご冥福・成仏・浄土・草葉の陰

安らかに・穏やかに・見守ってください

数字の忌み

4(死)・9(苦)を含む言葉

別の数字や表現に置き換える

 

【注意】お別れの会は宗教形式を問わないため、「ご冥福をお祈りします」という

仏教的な表現はなるべく避けることをおすすめします。宗旨・宗派が分からない場合は

「安らかにお眠りください」「穏やかに見守っていてください」が無難です。

 

司会進行の台本例(当日の流れに沿ったセリフ)

お別れの会では、専任の司会者を立てる場合と、主催者側の担当者が兼任する場合があります。いずれの場合も、進行の流れに合わせた台本を用意しておくと当日が格段にスムーズになります。

以下は、一般的なセレモニー形式のお別れの会(約12時間)を想定した台本例です。

開会前のご案内(着席誘導)

【着席誘導のアナウンス】

─────────────────────────────────

まもなく「○○様のお別れの会」を始めさせていただきます。

お時間になりましたら、お席にお着きいただけますようお願いいたします。

本日は心よりお礼申し上げます。

 

開会〜主催者挨拶

【開会のアナウンス】

─────────────────────────────────

ただいまより、○○様の「お別れの会」を執り行います。

なお、本日の式はおよそ時間を予定しております。

どうぞ最後までご一緒くださいますようお願いいたします。

 

(主催者挨拶の前置き)

はじめに、本日の会を主催いたしました△△様より、ご挨拶を申し上げます。

 

映像・スライドショー上映

【スライドショー紹介のアナウンス】

─────────────────────────────────

これより、○○様の歩まれた生涯を振り返る映像をご覧いただきます。

生前に撮影された数々の写真とともに、ご冥福をお祈りください。

(上映中は、会場を暗くさせていただきます)

 

(上映終了後)

映像は以上でございます。○○様の思い出が少しでも皆さまのお心に

届いたなら幸いでございます。

 

献花・お焼香

【献花・焼香のご案内アナウンス】

─────────────────────────────────

これより献花のお時間とさせていただきます。

お名前をお呼びしますので、順番にご案内させていただきます。

 

(献花の場合)

花はこちらのスタッフよりお渡しいたします。

花を手前にして献花台にそっとお捧げください。

 

スピーチ・弔辞

【スピーチ紹介のアナウンス】

─────────────────────────────────

続きまして、○○様とご縁の深い皆さまよりお言葉を頂戴いたします。

(スピーカー名・肩書き)○○様より、一言お言葉をいただきます。

 

(スピーチ後)

○○様、ありがとうございました。

 

閉会・会食へのご案内

【閉会のアナウンス】

─────────────────────────────────

以上をもちまして、○○様の「お別れの会」を終了いたします。

本日はご参会いただきまして、誠にありがとうございました。

 

引き続き、別室(〇〇ルーム)にて会食のお時間を設けております。

皆さまでゆっくりと○○様のことを語り合っていただければ幸いです。

階段を上がって左手にございますので、どうぞご移動ください。

まとめ

お別れの会の挨拶に「完璧な正解」はありません。大切なのは、故人への思いと参会者への感謝を、自分の言葉で誠実に伝えることです。

以下に、本記事のポイントをまとめます。

主催者挨拶:会の趣旨・感謝・進行案内の三部構成で13分にまとめる

遺族代表挨拶:感謝+故人のエピソード+前を向くメッセージで締める

友人・仕事仲間スピーチ:出会い思い出感謝の3ステップで構成する

忌み言葉に注意:重ね言葉・死の直接表現・宗教的表現は言い換える

司会台本:流れに沿ったアナウンス文を事前に準備しておく

本記事の文例はあくまで「出発点」です。故人との関係や会の雰囲気に合わせて、ぜひ自分だけの言葉を加えてみてください。

「どんな挨拶にすればよいか」「進行の流れが不安」など、お別れの会に関するお悩みはネクストページへご相談ください。エンディングプランナーが丁寧にサポートいたします。まずはお気軽にお問い合わせください

無料相談・お問い合わせはこちら

▶ お別れの会・偲ぶ会の費用・服装・準備など全知識まとめはこちら

著者プロフィール

小池 中(Ataru Koike)|エンディングプランナー

家族葬後の「お別れの会」「偲ぶ会」専門のエンディングプランナー。これまで多数の開催相談・実務サポートに携わり、四十九日前後の早期開催から一周忌・三回忌の偲ぶ会まで幅広い時期・規模の事例を経験。

「葬儀の延長ではなく、人生の締めくくりの場を設計する」を理念に、開催時期・形式・費用相場など実務に基づく具体的な判断基準を発信している。

▶ 会社概要・詳細プロフィール
https://www.nextpage.co.jp/corporate/

ご相談・お見積もりのご依頼は
お気軽にご連絡下さい

  • ご相談無料
  • お見積無料
  • ご提案無料

0120-480858
電話受付時間 7:00-23:00(年中無休)

メールでのお問い合わせ

弊社の実績豊富なフェアウェルプランナーが親切丁寧にお応えいたします。

費用の概算、おすすめの会場、開催の時期、プログラム、お別れの会・偲ぶ会・社葬の違い…など