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主催者の挨拶・原稿を作成する(お別れの会・社葬・偲ぶ会)

2021.05.14(金曜日)

こんにちは、フェアウェルプランナー浜盛です。

さて、今回の豆知識のテーマは、「主催者のご挨拶」についてです。

新型コロナウィルスの飛沫感染予防として、マスクをしたままご挨拶することがマナーとなりつつあります。ご挨拶の冒頭に「マスクをつけたまま失礼します」と一言お伝えすると丁寧です。
または、表情が見えるように、透明なマスクをつけてご挨拶することもよいと思います。

主催者の挨拶の原稿を作成する上で必要なことを、手順を追って考えていきたいと思います。

1、お別れの会の開催目的によって、挨拶の内容は異なります。

お別れの会の開催目的を考えてみましょう。

目的A.故人の功績を身内(社内)だけでなく、所縁(ゆかり)の人(社外)と共に称(たた)える。

目的B.故人の人柄、足跡、生きざまを偲ぶ

目的C.故人の遺志を再確認し、関係者間であらためて共有する。社内の再結束を図る。

目的D.新社長、新経営陣のお披露目を兼ねる。

目的E.取引先との関係を強化する機会と捉(とら)える。弔問外交。

2、「起承転結」の各項目の中で、話す内容を選択し、スピーチを構成する。

<起>

□参会者に対して、出席してくれたことに対して、礼を述べる。特に、遠方からの来訪者に。

遺族に、哀悼の気持ちを伝える。励ましの言葉も添える。

<承>

□故人が没した経緯を(個人情報の観点を踏まえて)報告する。

故人の「人となり」に触れる。思い出、エピソード。言い続けていたことなど。

故人の功績、実績、貢献、足跡を(具体的な例を挙げて)話す。

※「自分は何によって憶えられたいか、を問い続けることが人生」(ピーター・F・ドラッカー)

<転>

□新社長(後任社長)として、決意を伝える。

□参会者に対して、あらためて、お願いする。(例「倍旧のお引き立てを賜りますよう」)

<結>

□会のもてなしに非礼があった場合は、お許し下さい、と。

□「お時間の許す限り、この後、ごゆっくりお過ごし下さい」と締めくくる。

3、ご留意点

(1)お別れの会は、葬儀ではありません。決まりきった言い方、言い回しは、極力、避けてください。ご自身の言葉で、温かみが感じられる内容を、表情・声のトーン・スピードに留意して話していただくと良いと思います。

(2)思い出やエピソードは、ユーモアを交えて、場を和ませられるとよいですね。

(3)主催者の挨拶の後、追悼のお言葉(1~2名)、献杯のご発声が続きます。さらに、参会者は着席していないこと、昼食時間帯であることを考慮すると、長くなっても、4分程にまとめられるとよいと思います。

例文としてご紹介します。

起承転結 偲ぶ会・主催者挨拶・例① 偲ぶ会・主催者挨拶・例②

皆さま、本日は、〇〇〇(故人名)と私たち家族のために、

わざわざお越しくださいまして、本当にありがとうございました。

皆さま、本日は、〇〇〇(故人)の偲ぶ会に
ご参会くださいまして、誠にありがとうございました。

さて、〇〇〇は、●年●月●日、突然、旅立ちました。
満●●歳という年齢を考えると、家族としては「早すぎるなあ」と思います。

ところで、きょうのこの会は故人が望んだ形です。
「葬儀は家族葬で」、「ご縁のあった方には偲ぶ会で」という、

本人の遺志を尊重しました。

さて、先日、家族葬という言うスタイルで、〇〇〇の旅立ちを見送りました。

家族と親族だけでしたので、ゆっくり、別れを行ないました。

その後、私を含め身内が大分落ち着きましたので、きょう、皆様と共に、故人を偲ぶ機会を持たせていただきました。

 

この後、どうかごゆっくりお過ごしください。ところで、私どもの結婚生活は、●●年に及びました。

その間、家庭や仕事の面で、沢山の思い出を作ることが出来ました。その中で一番の喜びは、結婚後●●年目の、長女〇〇の誕生でした。

その〇〇は、自分のウェディングドレス姿や、孫の顔を見せたかったのではないかと思いますが、残念ながら、それは叶いませんでした。

また、この会をご案内させていただいた方々は、あらかじめ、故人が指名していましたので、皆様に訃報をお届けしました。

どうかご理解くださいますよう、お願い申し上げます。

しかし、故人の闘病生活を通して、長女と私は、家族の「絆(きずな)」をあらためて確かめ合うことが出来ました。

それを糧(かて)に、これからの人生を歩んで行こう、と思います。

最後になりますが、この後は、お時間の許す限り、故人をお偲び下さいますよう、お願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

どうか、これまで同様、お付き合いくださいますよう、よろしくお願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。

ありがとうございました。

故人と向き合い、原稿を作成する時間こそが、お別れの会、偲ぶ会、社葬を行う上でも大切なことだと存じます。ご挨拶文を作成する上で、少しでも参考になれば、幸いです。

お別れの会のご挨拶文や、ご案内文ついてのご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。

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