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社葬で一般社員がやるべきこと|手伝い・受付・服装・香典の基本

2026.03.19(木曜日)

エンディングプランナー・小池 中(あたる)です。

「自社の社葬に手伝いとして参加するよう言われたが、何をすればよいかわからない」「社葬に参列する社員として、服装や香典はどうすればよいか」そうした疑問を抱える一般社員の方から、よくご相談をいただきます。

社葬は会社が主催する公式行事であり、一般社員は「参列者」としてだけでなく「運営スタッフ」として関わる場合もあります。いずれの立場であっても、社葬ならではのマナーと心構えを事前に知っておくことが重要です。

本記事では、自社の社葬に参加する一般社員の方向けに、運営スタッフとして手伝いを担当する場合の役割・マナー、参列者として参加する場合の服装・香典・立ち居振る舞い、の2つの視点から具体的に解説します。

自社の社葬に一般社員は参列すべきですか?手伝いを頼まれた場合はどうすればよいですか?

結論をお伝えします。自社の社葬には、会社から参列の指示または手伝いの依頼があった場合は原則として参加するのが社会人としての姿勢です。指示がない場合でも、自主的な参列は基本的に失礼にはあたりません。ただし、業務都合で参列できない場合は事前に上長への報告を行ってください。

「参列」と「手伝い」の違いを理解する

立場

参列者として参加

運営スタッフとして参加

役割

式典に参列し、故人への弔意を表す

受付・誘導・会場運営等の実務を担う

服装

喪服または略礼装(ダークスーツ等)

喪服または略礼装。動きやすさも考慮

集合時間

開式3060分前が目安

開場の23時間前(役割による)

香典

会社名義または個人で判断(後述)

基本的に社員は個人名義の香典は不要(会社の規程に従う)

 

手伝いを断ることはできるか

業務上やむを得ない理由(出張・顧客対応等)がある場合は、上長を通じて事情を説明し、代替の対応(弔電・後日のお悔やみ)を取ることが可能です。ただし、健康上の理由でない限り「断りにくい」のが実情です。可能な限り参加する姿勢が、社内での信頼につながります。

社葬の手伝いを頼まれたら、どのような役割があり何をすればよいですか?

結論をお伝えします。社葬の手伝いには「受付」「誘導・案内」「会場補助」「弔電・供花管理」「庶務・連絡」などの役割があります。自分の担当役割の内容・集合時間・持ち場を事前にしっかり確認しておくことが最重要です。

受付担当の仕事と注意点

受付は社葬において参列者が最初に接する場所であり、会社の「顔」にあたります。丁寧かつ迅速な対応が求められます。

  • 集合時間:開式の1時間前(開式が13時なら12時集合が目安)
  • 服装:喪服または略礼装。動きやすい靴を着用(長時間立ち仕事となる)
  • 主な作業:芳名帳への記帳案内、会葬礼状の手渡し、香典の受け取りと管理
  • 香典を受け取る場合は必ず2名体制で管理し、会計担当へ速やかに引き渡す
  • 参列者への言葉:「お忙しいところ、ありがとうございます。恐れ入りますが、こちらにご署名をお願いいたします」
  • 出欠確認リストがある場合は、名簿と照合しながら対応する
  • 混雑時に備え、複数の記帳台・ペンを用意しておく

誘導・案内担当の仕事と注意点

参列者を式場内へスムーズに誘導し、献花・焼香の流れを管理する役割です。

  • 式場入口・廊下・エレベーター前など要所への配置を事前に確認する
  • 参列者から「式場はどちらですか」「お手洗いはどこですか」等の質問に即答できるよう、会場の全体図を把握しておく
  • 献花・焼香の列が詰まった場合は「少々お待ちくださいませ」と声をかけ、誘導を調整する
  • 車椅子・足の不自由な参列者へは優先的に対応し、エレベーター・バリアフリー経路を案内する
  • 会場内への案内と外への退場案内は別の担当者を配置することが理想

弔電・供花管理担当の仕事と注意点

弔電・供花は式典を構成する重要な要素です。管理担当者はミスなく整理することが求められます。

  • 弔電は受取時に差出人・役職・会社名を記録し、実行委員会が作成した紹介順リストと照合する
  • 供花は届いた順・差出人情報を記録し、会場内の配置を会場スタッフと確認する
  • 式典直前に司会者へ弔電リスト(紹介順)を渡す
  • 当日に追加で届いた弔電・供花は実行委員長に即報告し、式典への組み込みを判断してもらう

庶務・連絡担当の仕事と注意点

実行委員会のサポートとして、当日の情報共有・備品管理・参列者数の集計等を担います。

  • 担当者間の連絡手段(無線・スマートフォン)を事前に確認し、チャンネルを統一する
  • 来場者数のリアルタイム集計を受付から引き取り、会場担当者へ随時報告する
  • 備品(筆記用具・会葬礼状・コピー用紙等)の在庫管理と補充
  • メディア取材がある場合は、取材エリア・撮影可否の案内を担う(広報と連携) 

社葬に参列する社員の服装はどうすればよいですか?

結論をお伝えします。自社の社葬に参列する社員の服装は、原則として喪服(礼服)または略礼装(ダークスーツ)です。「平服でお越しください」という案内がある場合でも、社員として参加する場合は喪服または喪服に近い略礼装を着用するほうが適切です。

男性社員の服装

  • 喪服(礼服)または黒・濃紺・チャコールグレーのダークスーツ
  • 白無地のワイシャツ、黒のネクタイ(光沢のないもの)
  • 靴・靴下・ベルトはすべて黒で統一
  • ネクタイピン・カフスボタン等の金属アクセサリーは外す
  • 髭(ひげ)は当日前に整えておく 

女性社員の服装

  • 喪服または黒・濃紺・ダークグレーのスーツ・ワンピース(膝丈以下)
  • インナーは白・黒・グレーのブラウス。光沢素材・透け素材は避ける
  • ストッキングは黒またはベージュ(ラメ・柄物は不可)
  • パンプスは黒のシンプルなもの(ヒールは5cm以下が無難)
  • アクセサリーは真珠のみ可。派手なネイル・香水は控える
  • 髪型は清潔感があり、すっきりとまとめた印象にする

手伝いスタッフとして参加する場合の注意

受付・誘導などの手伝いスタッフとして参加する場合、長時間の立ち仕事が想定されます。ヒールの高い靴は避け、歩きやすい黒のパンプスやローファーを選ぶことをおすすめします。また、屋外での誘導がある場合は天候に備えた準備(黒系の傘等)も忘れないようにしてください。

自社の社葬で社員は香典を出すべきですか?

結論をお伝えします。自社の社葬において、一般社員が個人名義の香典を出すかどうかは「会社の慶弔規程」に従うのが基本です。慶弔規程に明記されていない場合や、「香典辞退」の案内がある場合は、個人での香典持参は不要です。

社員の香典に関する基本的な考え方

状況

対応の基本

会社が「香典辞退」を案内している

個人での香典持参は不要。社員も同様に辞退に従う

慶弔規程に社員からの香典金額の規定がある

規程に従って集金・取りまとめ、代表者が渡す(または会社名義で対応)

規程がなく、香典辞退の案内もない

同僚・上司と相談の上で判断。個人での持参よりも部署単位でのまとめが一般的

故人と特に親しかった社員が個人として出したい

上長・総務担当者に事前確認し、規程・会社の方針に従う

 

香典を持参する場合の表書きと金額の目安

  • 表書き:「御霊前」(宗派不問で使いやすい)
  • 金額の目安:3,0005,000円(部署単位でまとめる場合は1万〜3万円)
  • 新札は避ける(折り目をつけて使用)
  • 袱紗(ふくさ)に包んで持参し、受付で取り出して渡す

社葬当日、社員として特に心がけるべきことは何ですか?

結論をお伝えします。自社の社葬は「会社としての行事」であり、社員一人ひとりの振る舞いが会社全体の印象につながります。参列者・遺族・取引先に対して、誠実で礼儀正しい対応を心がけることが最も重要です。

手伝いスタッフとして参加する社員の心得

  • 自分の担当役割・持ち場・緊急連絡先を前日までに確認しておく
  • 集合時間には余裕をもって到着する(少なくとも集合時間の10分前)
  • 担当業務中は私語・スマートフォンの使用を控える
  • 参列者から話しかけられた場合は「恐れ入ります、担当者にお取り次ぎします」と落ち着いて対応する
  • 式典中は担当の持ち場を離れない。やむを得ず離れる場合は必ず近くのスタッフに声をかける
  • 終了後は後片付け・備品回収まで責任を持って対応し、実行委員長への報告を行う

参列者として参加する社員の心得

  • 開式の3060分前に会場に到着し、受付を済ませておく
  • 式典中はスマートフォンをマナーモードにし、画面を見ない
  • 黙祷・献花・焼香は係員の案内に従い、静かに丁寧に行う
  • 社内の上司・同僚への挨拶は式典外(受付後・会食中)で行い、式典中の私語は厳禁
  • 取引先の方から声をかけられた際は、短く挨拶して式典に集中する姿勢を示す
  • 会食がある場合は節度をもって参加し、長居しすぎず適切なタイミングで退席する 

まとめ

自社の社葬に関わる一般社員の役割は「参列者」と「運営スタッフ」の2つに大別されます。どちらの立場であっても、自分の役割を事前に把握し、服装・香典・立ち居振る舞いのマナーを整えておくことが社会人としての礼儀です。

手伝いスタッフとして参加する場合は、担当役割ごとの具体的な作業・集合時間・緊急対応の方法を前日までに確認してください。受付・誘導・弔電管理いずれも「会社の顔」として参列者に向き合う場であることを意識して臨んでください。

「社葬のスタッフをどう準備・育成すればよいか」「当日の運営をプロにサポートしてほしい」という場合は、ネクストページのエンディングプランナーにご相談ください。社員へのブリーフィング支援から当日の進行管理まで、一気通貫でサポートしています。

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よくある質問

Q. 自社の社葬に一般社員は必ず参列しなければなりませんか?

会社から参列の指示がある場合は、原則として参列するのが基本的な姿勢です。業務上の都合でどうしても参列できない場合は、上長を通じて事情を報告し、弔電やお悔やみの手紙で弔意を示す対応が適切です。自主的な参列は失礼にはあたらず、むしろ故人への敬意を示す行動として評価されます。

Q. 社葬の手伝いを頼まれたら、どんな準備をしておけばよいですか?

前日までに「自分の担当役割」「持ち場(配置)」「集合時間」「緊急連絡先(実行委員長・担当リーダー)」を確認しておくことが最重要です。受付担当であれば芳名帳の記帳補助の流れを、誘導担当であれば会場の全体図を把握しておいてください。服装は喪服または略礼装で、長時間の立ち仕事を想定した動きやすいものを選んでください。

Q. 自社の社葬で一般社員は香典を出すべきですか?

会社の慶弔規程に従うのが基本です。「香典辞退」の案内がある場合は社員も同様に持参しません。規程がない場合や案内がない場合は、上長・総務担当者に確認した上で判断してください。部署でまとめて出す形が一般的です。個人での香典を検討する場合も、事前に確認を取ることをおすすめします。

Q. 社葬の受付担当をする場合、どのような言葉をかけるのが適切ですか?

受付での基本的な声のかけ方は「お忙しい中、ありがとうございます。恐れ入りますが、こちらにお名前のご記帳をお願いいたします」です。香典を受け取る場合は「お預かりいたします」と両手で丁寧に受け取ります。参列者から「遺族は?」「式場は?」等の質問があった場合は、案内先を即答できるよう事前に確認しておいてください。

 

著者プロフィール

小池 中(Ataru Koike)|エンディングプランナー

社葬・お別れの会・偲ぶ会専門のエンディングプランナー。実行委員会の立ち上げ支援から当日の運営まで多数の社葬に関与してきた経験をもとに、総務担当者・一般社員向けの実務的なマナー情報を発信している。「初めて社葬に関わる方でも安心して当日を迎えられる」体制づくりをサポートしている。

▶ 会社概要・詳細プロフィール
https://www.nextpage.co.jp/corporate/

 

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